飼い主3人目!シニア保護猫ちーちゃん

ちーちゃんの思い出

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「ねこを引き取ることになるかも」

コロナ禍が忍び寄ってきた3月、夫のひとことからちーちゃんの生活が始まりました。

しかし、思い描いていたような「猫との暮らし」ではありませんでした。でも今となっては、ちーちゃんと出会えたことに、心から感謝しています。

突然の「猫を引き取る」話

ちーちゃんを飼っていたのは、夫の親族の叔父でした。高齢の男性ひとり暮らしでした。

ところがある日、その方が体調を崩し、入院することになりました。他に引き取れる親族もおらず、「このままでは猫の世話ができない」という状況に。

引き取れるのが、私たち夫婦だけでした。

正直に言うと、最初は戸惑いがありました。私は猫を飼ったことがなかったこと。しかも相手は推定14歳のシニア猫。「お世話できるだろうか」と、不安が頭をよぎりました。しかし、引き取って最期まで責任を持つ、という選択肢しかありませんでした。

 

初めての対面──想像と全然違った!

夫から聞いていた猫の名前は「ぽんちゃん」でした。でも実際に会いに行くと……。

義母がアパートの前で待っていてくれて、リードに繋がれていたのが──グレーの長毛に、くりくりとした大きな瞳のふわふわのネコちゃん。

「かわいい!」

私の「猫」のイメージはサバトラ柄だったので、良い意味で想像を裏切られました。

一目見た瞬間、緊張がほぐれたのを覚えています。

そして名前を聞いてみると、「ちーちゃんだよ」とのこと。

え??……「ぽんちゃん」じゃないの?

かつて、親族は「ぽんちゃん」「ちーちゃん」という名の猫を二匹飼っていて、ぽんちゃんは亡くなり、「ちーちゃん」の方だったようです。

細かい経緯を話すと、現在の飼い主だった叔父の前に、さらに別の飼い主がいて、その人が自宅でご逝去されて、ちーちゃん、ぽんちゃんだけ取り残されたため、今回入院する事になった親族が引き取ったそうです。わたしたち夫婦は飼い主3代目。

そして性別も「おしっこの仕方からしてメスだと思う」と、義母。そうか、メスだったのか。そう思って

「女同士、仲良くやっていこうね」と心の中でつぶやきながら、キャリーバックに大人しく入ってくれたのでした。

性別については数日後、動物病院に連れて行ったびっくり後日談があります。。。

お迎えの日──車の中でずっと鳴いていた

おとなしいちーちゃんは、抵抗なくキャリーバックに入って、車に乗せました。

でも車が走り出すと、不安そうに「うわわぇぇ……うわわぇぇ……」と鳴き続けていました。

知らない人間、知らない場所、知らない乗り物。14年間過ごした環境から急に引き離されて、不安だったのかもしれません。

「大丈夫だよ、怖くないよ」と夫と声をかけながら、車の運転がとても緊張したことを覚えています。

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シニア猫・老猫を引き取るとき、知っておいてほしいこと

今振り返ると、「もっと事前に知っておけばよかった」と思うことがいくつかあります。同じように、家族の事情などでシニア猫を迎えることになった方に、参考になれば嬉しいです。

① まずはかかりつけ動物病院を決める

シニア猫は持病や体力低下があることも多いです。迎えたらすぐに健康診断を受け、かかりつけの動物病院を見つけておくと安心です。ちーちゃんも迎えてすぐに自宅から近い動物病院を受診し、腎臓の状態などを確認し、ワクチン接種を行いました。シニアになると動物病院に行く回数も増えます。自宅から近いこと、夜7時までやっていること、先生も3人いらしたので心配なことがあるとすぐに病院に連れて行きやすかったです。

② 食事の情報を引き継ぐ

今まで何を食べていたか、どんなフードが好きか、食欲の変化はないかを、前の飼い主さんから聞いておきましょう。環境の変化で食欲が落ちることもあるので、慣れ親しんだフードを用意できると安心です。うちの場合は、飼い主の親族とコンタクトを取ることができず、何を食べていたのか聞くことができず、苦労しました。

③ 環境の変化には時間がかかる

長年過ごした場所から離れたちーちゃんは、最初の数日間はケージから出てきませんでした。初めての場所は、人間でも緊張しますよね。一人になれて、人間と距離をおける場所を作ること、最初は無理になでたり抱っこしようとせず、猫のペースに合わせてあげることが大切です。

④「やむなく」でも大丈夫!

「自分から望んで飼ったわけじゃない」と後ろめたさを感じる方もいるかもしれません。でも、引き取ってあげることで確実にその子の命が救われます。完璧な飼い主じゃなくても、一緒に学んでいけばいい。私自身がそう感じながら過ごしてきました。試行錯誤の連続で、それも楽しかったです。

⑤ねこ友を作る

猫を買ったことがなかったので、職場の猫飼っている人に聞きまくりました。ありがたいことに、猫飼っているスタッフが複数いたので、「こんな時はどうする?」ということを経験として教えてもらうことができました。ネットや本では調べてもわからないことがリアルにわかります。

更に、「ペットを飼っている」ことを普段からアピールしておくことで、ねこちゃんが不調になり、病院に連れていくために休むことも、「仕方ないよね」と許容される雰囲気になりました。

まとめ

こうして、突然始まったちーちゃんとの暮らし。

最初は不安だらけでしたが、コロナ禍に突入した時期とも相まり、ちーちゃんのおかげで毎日がずっと豊かになりました。シニア猫との生活は大変なこともありますが、それ以上に得られるものがたくさんあります。

これからも、ちーちゃんとの日々をここに記録していきます。